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ドール服の型紙作製日誌と時々趣味
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2016/04/06 (Wed) 12:00
Posted by 巴月 柳(はづき やなぎ)
コンシールファスナーって、表から見てムシが見えない事が重要だと思うのですが、
私は手順通りミシンで縫ってもどうしても一回で出来ない事が多いです。
勿論コンシールファスナー押さえを使っていますが、少し隙間が開いてしまう事があって毎回「?」となっておりました。
使っている押さえはこれ↓です。

*押さえ自体はかなり前に購入したので、メーカー等不明なのですが形が似ているので商品リンクしてあります。

押さえを純正にすれば直ぐに解決しますけど、とりあえず持っている押さえを使えないかなと思って少し改造しました。
最初に注意点を記載しておきますが、この改造で強度が落ちる可能性があります。
悪魔でもこういう改造方法、使い方もあるというレベルでお読みください。

まず現状です。(クリックで拡大)
 
通常の針の位置です。
コンシールファスナー押さえだと右に針が寄っています。


針の位置を左にした時は、コンシールファスナー押さえの左に来ています。

今まで上の画像の針の位置良いと思っていたのですが、
ネットで見られる他のコンシールファスナー押さえを使っている画像を見ると、
本来コンシールファスナー押さえの中央に針が落ちるのですね…。
もしかして針が中央に来ていなかった事が原因で毎回失敗していた?
と思ったのです。

では次に改造です。

薄いプラスチックの板を3枚重ねてセロハンテープで固定します。
今回使ったプラスチックの板はロールケーキが入っていたケースです(笑)
針を押さえの中央に持ってくるには、厚みは1mmくらいでしょうか?
でも後で軸にネジで固定する時に圧縮されそうなので気持ち厚くしています。


こんな感じで押さえに差し込んでサイズを確認します。

 
ネジを差しこむ側から型を取ります。


こんな感じになりました。
ネジにあまり干渉しない様に調整します。
厚いし小さいし切りにくかったです…。


押さえに嵌めこむとこんな感じです。


無事に中央に針が落ちる様になりました。
綺麗にムシのぎりぎりを縫える様になったのでほっとしております。

最後に注意点です。

改造して押さえの内側を上げ底状にした事で、ネジ山が2つ分程短くなっています。
軸に入るネジが少なくなった事で最悪、使っている途中で押さえが軸から外れる可能性もあると私は思います。
その際怪我をするかもしれませんので自己責任で改造、使用して下さい。

頻繁にコンシールファスナー押さえを使う方は純正品の購入をおすすめします。
因みに私が使っているミシン(モナーゼE4000)の純正品はこちら↓です。

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巴月 柳(はづき やなぎ)
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職業:
ドール服のパターンメーカー
自己紹介:
ゼーガペインの女子キャラをドール(ドルフィードリーム)でリザレクションしつつ、ゼーガペインへの愛を叫んでいる。
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